友達にドタキャンされ、急遽決まった一人旅。2日目~3日目を書いていきます。
旅程
2日目…マリオボロ通り→タマン・サリ→ブリンハルジョ市場→ホテル
3日目…ジョグジャカルタ国際空港→バリ島デンパサール空港→クタビーチ→ホテル
ジョグジャの中心マリオボロ通り

ホテルで朝ご飯を食べ、ジョグジャカルタのメインの通り、マリオボロ通りへ向かいます。通りには観光客向けの馬車やベチャと呼ばれる三輪タクシーが多く走っています。白人の観光客が割と目立ち、日本人は見かけませんでした。

さっそく、ローカルのおじさんに日本語で話しかけられます…。英語で返すとそれ以降英語で話してくれました\(^_^)/ 。どうやら近くで期間限定の画廊を開いているから見ていかないかとのこと。商売のにおいプンプンでしたが、人柄が良さそうなのと、絵をちょっと見るだけでも全然いいよと言うので、とりあえず行ってみることにしました。

バティックという伝統的な技法を用いて書かれた絵画がずらり。この技法は染めない箇所をロウで覆いながら、染色していくものです。作成過程の絵も見せてもらいました↓

デザインも独特で欲しくなりました。そんな僕をみたおじさんが商売モードに入ります。お茶を出してくれ、2個買えば安くするよと行ってくれました。そこで買ってしまうと負けたような気がして、とりあえず値引きの最低価格だろう値段をついて値切りました。2回ほど計算機を叩いて見せるやりとりをして、結局僕はその場を後にしました笑
水の城 タマン・サリ

次はマリオボロ通りから南に30分ほど歩き、18世紀の王族専用の離宮・庭園だったタマン・サリに行きました。
外国人入場料…150円(予約不要)
別名ウォーターキャッスルとも呼ばれ、水浴び場がありました。昔は、王様に仕える女性達がここで遊んでいる様子を王様が写真左上の窓から見て、夜のお世話をする女性を吟味していたそうです。

雨が降ってきたので、しばらく待機。

見るべき場所はこの水浴び場だけでなく、周囲を散策すると、写真のような通路や、迷路のような場所、何に使うか分からない謎の部屋がいくつもあり、異世界でした。雨は20分ほどで止んだのでチャベに乗ってマリオボロ通りまで戻ります。
昼食はマリオボロ通りにある『Raminten Malioboro Resto』というレストランで済まします。https://maps.app.goo.gl/wpVF9YM6zoY8STVc6
建物の最上階にあります。それ以下の階は食品や服のお土産がたくさんありました。デザインのクセはつよいですが掘り出し物がそこそこ安い値段で見つかると思います!

↑写真の中央のご飯(ナシ)はボロブドール寺院をイメージしているのだとか。味は微妙…味に深みがないですね。カエルの卵のようなもの(バジルシードというらしい)が入ったジュースはとてもおいしかったです!
昼食…1200円
そのレストランの向かいにはブリンハルジョ市場というジョグジャカルタ市内最大級の伝統市場があります。価格はほとんどの場所で交渉可能ですが、もともと提示してくる値段も安いと感じました。
帰国したら日本はもう夏…
『もうインドネシアで夏服そろえよう!』と思い、日本で普段着でも着れるような服を数枚買いました。ちなみに帰国後の現在、それらはパジャマとして活躍中です。海外にいるとファッションの価値観も変わるようですね笑
夜ご飯はマリオボロ通りのショッピングモールで適当に食べ、二泊目になるカプセルホテルへ帰ります。
いざバリ島へ
ジョグジャカルタ駅から36kmほど離れたジョグジャカルタ国際空港までは、最も安く早い電車で行きます。基本的に予約推奨でしたが、僕が予約したのは火曜日の午前11時でだったので、空席はちらほら。
電車チケット(公式サイト以下のリンク)…500円

バック走行です。日本のように電車の進行方向に合わせて席の向きを変えることはできません。
それにしても、美しい田園風景です。四国出身の僕は、ふとした瞬間に地元にいるような感覚がありました。
飛行機で1時間半、ついにバリ島到着です。
ジョグジャカルタ国際空港→デンパサール空港…航空券10,000円

このパンツはジョグジャカルタのプランバナン寺院群のお土産売り場で、店員のおばさまに『I like you』と気を引いて値下してもらって買いました。伝統的っぽくてかなりのお気に入り。本当にインドネシアの伝統的なパンツなのかは分かりませんがとりあえず雰囲気から入っておきます。
ホテルまでのタクシーを呼ぶためスマホでGrabを見ていると、タクシーの客引きにあいました。
そのタクシー会社は空港内に受付を構えており、キャッチの人がお客さんを捕まえて受付に案内し、そこで事前精算をして、そのままキャッチの人がタクシーを持ってきて乗せていってくれるシステム。ぼったくりを警戒していた僕は、料金はGrabに表示されている値段でいいかと聞かれ、その意外な料金システムに驚き、つい、yesと答えました。もっと値切れたのに!!
空港→ホテル(2.4km)のタクシー…1,000円
泊まったホテルは『Cara Cara Inn』 https://maps.app.goo.gl/Nrm1U9wfPm3UowWk6

有名なクタビーチからは徒歩10分。そして屋外プールつき。
ツイン1泊…2,500円
というバリ島の中心地にしてはかなり安い値段です。大満足!!
元銀行員、クタビーチで夕日を眺める

荷物をホテルに置き、ついにバリ島屈指の有名ビーチ『クタビーチ』にやってきました。そこではサーフィンをする人や、波打ち際で写真を撮っている人、椅子に座ってココナッツを飲んでいる人、そして熱心に商売をしている現地人など、いろいろな人がいました。
日が沈む前のゴールデンタイムに来られたという、海外一人旅のビギナーズラックのような出来事にテンションはマックスです!着いてさっそく、数日だけ持つというタトゥーの商売をしているおじさんに捕まってしまいましたが、、それにしても背景のなんときれいなこと!!

海の美しさに比べればしつこい客引きなんてもう、どうでもいいですね。

ついこないだまで四国で銀行員として平日8時半から五時半まで、お金を数えたり、社長や上司にペコペコしていたのに、今こうして一人でバリ島の海で夕日を眺めている。確実に幸せを感じてはいました。が、、、どうにも実感がなく、僕の心は終始ふわふわしていました。
インドネシアに来てよかった。
仕事を辞めて海外に来てよかった。
今頃、僕が勤めていた銀行の支店の人は何をしているだろうか。
フィリピンの語学学校にいる友達は何をしているだろうか。
ニュージーランドにワーホリに行った友達は何をしているだろうか。
何か結論を出すわけでもなく、いろいろなことをただぼんやり考えながら、静かにゆっくりと沈む夕日を眺めました。
夕日が沈み暗くなってから、おなかがすいていることに気がつきました。ビーチ沿いにある良心的な値段のレストランでミーゴレン(焼きそばに似たインドネシア料理)を食べて、一日を終えました。
ミーゴレン+酒…700円
費用まとめ
●2日目
タマン・サリ入場料…150円(予約不要)
ベチャ…200円
昼食…1,200円
夕食…1,200円
ホテル…1,000円
計3,750円+お土産・服代
●3日目
電車チケット…500円
航空券…10,000円
空港→ホテルのタクシー…1,000円
ホテル…2,500円
食費…1300円
計15,300円+お土産代
次回はバリ島ウブドや沐浴が体験できることで有名なティルタウンプル寺院の記事を書きます。お楽しみに!!
コメント